A列車で行こう9シリーズ第1回です。
以後、"A列車で行こう9"は長いので"A9"と呼びますね。
A列車で行こう9とは
A9は、ARTDINKが2010年に発売したもので、2022年にも拡張パックが発売されるような今でも更新が続いているといえるゲームです。
鉄道会社の経営者となり、線路を敷いて鉄道を走らせ、都市を発展させていく「A列車で行こう9」。
2010年2月の発売以来「建物キット」に始まり「3Dプログラム」、「JR東海パック」など、拡張キットの展開や、「Version2.0」、「Version3.0」、「Version4.0」とアップグレードを重ね、常にユーザーに新しい楽しさを提供し続けてきました。
(中略)
最高潮に達した、鉄道ゲーム、都市開発ゲームの定番「A列車で行こう9」シリーズ。色褪せることのない面白さを、末永くお楽しみください。
https://www.a-train9.jp/final/final.html より
購入の注意点
A9のバージョンアップは、1つ前のバージョンのものをバージョンアップするもので、バージョンアップにはそれ以前のすべてのバージョンを持っている必要があります。
しかし、「A列車で行こう9 Version5.0 ファイナル コンプリートパックDX」など、複数のバージョンがすでに含まれているパックもあるので、どれを購入するのかはよく注意する必要があります。
例えば、2023年11月現在、最新の拡張パックである「車両キット 2nd」までをすべて楽しむためには、先ほどの「Version 5.0 コンプリートパックDX」を購入したうえで車両キットを購入する必要があります。
今後、拡張パックがさらに発売された場合、後者のようなそれまでのすべての拡張パックを含んだものが発売されない限り、前2つにさらにその拡張パックを買う必要があるわけです。
購入サイト : https://eshop.artdink.co.jp/
遊び方
A9には2つのモードがあります。
- ゲームモード : シナリオがあり、資金10兆円を目指す
- マップコンストラクションモード(マプコン) : 資金が無限で、建物も自由に配置できる。自分が作りたい風景を作れる。
個人的にはゲームモードは難しいので、好きなようにできるマプコンをよくプレイします。(上の写真のように難易度がA~Eで分けられてはいますが... )
また、ゲームモードの中にも、「ニューゲーム」と「創作ゲーム」の2つがあります。前者は公式からのシナリオをプレイしますが、後者は自分や、他のプレイヤーが作ったシナリオ(マップ)をプレイするモードです。
ゲーム内でできること
ゲーム内では左上のメニューから様々な操作ができます。
各メニューの用途について下の表に記しておきます。この記事ではこれ以上詳しい内容については書きませんが、一回触ってみると良いと思います。
名前 | できること | 脚注 |
---|---|---|
File | ゲームの保存・ロード・終了 | |
Rail | 線路・道路を引く(撤去する) | |
Station | 駅・バス停・配送所を置く(撤去する) | |
Construction |
建物を置く(撤去する) |
|
Project | プロジェクトを建設(撤去)する | V4以前はゲームモードのみ |
Geo [Edit] | 地形を操作する | ゲームモードはGeo マプコンはEditから |
Market | 株式・銀行・不動産取引をする | |
Report |
疑似的なブロック・アイテム追加など |
|
Diorama | ジオラマ関係 | V5以降のみ |
Custom | カスタム編成を編集する | |
Option | 設定 | |
Help |
マニュアルなどを見る |
|
A9の外部ツール
ここまではA9のバニラ*1についてでしたが、A9にもMinecraftのMODのような外部ツールがあります。
外部ツールと言っても、MODまで"何でもできる"ようなものではなく、"ゲーム上できなくなっている仕様"を可能にするものです。
以降は主な4つの外部ツールを紹介します。
注意
各リンク先にも説明があると思いますが、A9の外部ツールはすべて自己責任で導入するものです。外部ツールによってゲームが起動できなくなる可能性がありますが、公式のサポートは得られないことを留意して導入してください。
A9codec
サイト : 吹田統合車両所 - ニコニコ鉄道株式会社 Wiki*
A9codecはゲームのデータ一般を改変するためのツールです。車両・建物のテクスチャの改変、モデルの改変などができます。(下記を参照)
Spats!! / Texmod
サイト(同上) : 吹田統合車両所 - ニコニコ鉄道株式会社 Wiki*
Spats!!・Texmod は、A9codecを導入した上に導入するツールで、どちらも車両・建物のテクスチャを改変するためのものです。どちらにもメリット・デメリットがあるのでサイトをよく見て導入してください。
A9LOT
動画 : 【A列車で行こう9】 V1.30リリースのお知らせ 【A9LOT】 - ニコニコ動画
A9LOTは通常よりも柔軟な地形改変ができるツールです。建物を部分的に埋めたり、路面軌道を作るのに便利です。解説動画を見るとわかりますが、最新のBuildのMapOffsetAddressが動画内にありません*2ので、注意が必要です。
おわりに
今回はA列車で行こう9についてでした。今後は今回簡単に解説した外部ツールの詳しい使い方についての記事が多くなると思います。
余談ですが、私は同じシミュレーションゲームのCities:Skylines*3もプレイしているんですが、視点移動の操作が異なるので、A9をした後にCitiesをするとぎこちなくなってしまいがちですw
では、この辺で終わります。
*1:Minecraft用語で、MODが入っていない状態を指します。この場合は、外部ツールが使用されておらず公式の要素だけであること。
*2:b4910の場合、00F2DD00(自分調べ)。その他のbuildで求める方法の動画(ほかのソフトの導入を必要とします) : 【A列車で行こう9】 うさみみ地形改変 基本編 - ニコニコ動画
*3:10/25に続編がでましたね。2は必要スペックが高いので、YouTubeで実況を見て買った気になって我慢していますw 公式サイト(1のほう) : https://www.paradoxinteractive.com/games/cities-skylines/about (2のほう) : https://www.paradoxinteractive.com/games/cities-skylines-ii/about